衝撃のラストを迎える極上ミステリー! 衣装も秀逸な『アガサ・クリスティー ねじれた家』

『アガサ・クリスティー ねじれた家』
『アガサ・クリスティー ねじれた家』
アガサ・クリスティーの最高傑作とされるミステリー小説、初の映画化作品『アガサ・クリスティー ねじれた家』が、4月19日(金)より公開となる。本作は、ミステリーファンをもうならせる、最後まで予測不能なストーリーテリングに加え、女優陣の魅力を最大限に引き出している洗練された衣装の数々もすばらしい。

大富豪レオニデスが毒殺され、その孫娘のソフィア(ステファニー・マティーニ)が、元恋人の私立探偵であるチャールズ(マックス・アイアンズ)に捜査を依頼。広大な屋敷を訪れたチャールズは、巨額の遺産を巡り、それぞれが疑惑の目で向き合っている一族の人々と対面し、「家族の中に犯人がいる!」と確信する。

上品でクラシカルな衣装を手掛けたのは、『SAYURI』(2005年公開)や『NINE』(2010年公開)などで知られる衣装デザイナー、コリーン・ケルサル。特に、ファッショニスタとしてもチェックしておきたいステファニー・マティーニの匂い立つような美しさや、『天才作家の妻-40年目の真実-』(公開中)の熱演も話題となった名女優グレン・クローズの気品と圧倒的な存在感が秀逸だ。

脚本は『ゴスフォード・パーク』(2002年公開)でアカデミー賞脚本賞を受賞したジュリアン・フェロウズで、その衝撃的なラストには度肝を抜かれそう。ちなみにミステリー作家・赤川次郎は「ここには、ポアロやミス・マープルとは違うもう一人のクリスティーがいる。莫大な遺産をめぐって争う一族の、それぞれの『ひねくれ方』が見ものだ」と大絶賛。

さらに、サスペンスの女王・山村紅葉も「衝撃のラスト!! まさかの犯人!! 2時間サスペンスに500本以上出演している私が謎解き失敗とは! 和製クリスティーといわれた母(山村美紗)は、天国で「さすがクリスティー!」と快哉を叫んでいるでしょう」という絶賛コメントを寄せている。ぜひ、劇場でこの極上のミステリーの推理にトライしてみて。

『アガサ・クリスティー ねじれた家』
アガサ・クリスティー著/田村隆一訳「ねじれた家」(ハヤカワ文庫刊)
監督:ジル・パケ=ブレネール
出演:グレン・クローズ、テレンス・スタンプ、マックス・アイアンズ、ステファニー・マティーニほか
2019年4月19日(金)より全国ロードショー
https://nejire-movie.jp/
©2017 Crooked House Productions Ltd.