『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』波瑠&西島秀俊インタビュー

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日々仕事に奮闘中の働く女性にオススメの映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』で、初共演した波瑠さんと西島秀俊さん。2人が演じたのは遊園地の職員ということで、熊本県の遊園地「グリーンランド」で実際に長期ロケを敢行、その仕事の奥深さを実感したと言う。波瑠さんが演じるのは、思い描いていた職場の理想と現実とのギャップにショックを受ける新入社員の波平久瑠美。西島秀俊さんは、久瑠美の上司で数々の企画を成功させてきたカリスマ・小塚慶彦を好演。2人が語る、映画にちなんだ仕事の向き合い方は働く全女性が共感できるはず。

波瑠と西島秀俊が語る、スタッフへの感謝の思いとパワーの充電法

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波瑠さんは俳優業について「表の華やかさに比べ、私たち俳優は絶対に裏方だと思うんです。地味な作業を積み重ねて、表に出せるものを作っていくという意味で」と言いながら「でも、私たちが立つ舞台のさらに裏側を用意してくれる人たちがいます」と、スタッフ陣への感謝の言葉も口にする。「本当にいろんな人たちが用意してくれた土台があるからこそ、私たちは演技をやれるんだなと思います。作品に関われば関わるほど、そういう方々の偉大さを年々大きく感じるようになっています。だからこそ現場の人たちが笑ってくれると嬉しいし、この人たちを笑顔にできるように、私たちもがんばりたい。俳優業は、自分1人でやれるものではないので」

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「僕は俳優業について、こんなに面白いものはないと思いながらやっています。僕は若い頃『やめるんだったら早く見切りをつけろ。抜けられなくなるから』と言われましたが、実際そうだなと思います。最高の仕事ですから」と、西島さんは目を輝かせながら語る。今回、遊園地でのロケで、たくさんのエキストラの方々と仕事ができたことでも感激したそう。「撮影が終わって地元の店に飲みにいくと『西島くん、今日、観覧車で待ってた役、俺だよ』と、地元の方が話しかけてくださったりしました。みなさんと一緒になって作品を作れたことが本当に楽しかったです」
映画、ドラマ、CMに引っ張りだこの2人に、パワーの源についても聞いた。波瑠さんは笑顔で、「寝ることです。それだけですごく元気が出ます。私は嫌なことがあっても、お酒で忘れるとかじゃなくて、寝て忘れる。寝ることで頭を切り替えられ、パワーチャージできます」とのこと。隣で西島さんが「波瑠ちゃんらしいね。そういうところがいいです」と屈託なく笑いながら、「僕は甘いものを食べれば大丈夫。というか、僕はけっこうこれまで順調に来たわけじゃなく、たくさん辛い時期があったので、その時に比べたらもう何が来ても大丈夫かなと思っています。とにかく仕事が大好きなので」。

【舞台挨拶】波瑠から西島秀俊へ「素晴らしい先輩で上司です」

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映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』の舞台挨拶付きプレミア上映会が、10月4日にTOHOシネマズ 日比谷で開催され、波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、中村倫也、濱田マリ、柄本明、波多野貴文監督が舞台挨拶に登壇。主演の波瑠は初共演の西島について「ずっとテレビに映る西島さんを見ていたので、すごく厳しい役のイメージがついていました。だから今回笑っている姿を見て、不思議なものを見ている気持ちになりました。本当に素晴らしい先輩で上司です。ふふふ」と笑うと、西島は「何、その笑い?」と笑顔でツッコむ。これまでハードな役柄が多かった西島は「今回は公安でもないし、殺し合いもしていない珍しい作品です(笑)。僕はぶっきらぼうな上司を演じたつもりでしたが、作品を観るとすごく笑ってる。チームがいい空気で、よっぽど楽しかったんですね」と嬉しそうにコメント。波瑠が「西島さんは(演じた)小塚さんそのもの」と言うと、西島は「あんなに変なやつじゃない。褒め言葉になってないよ」と苦笑い。最後にはロケ地・熊本県のゆるキャラ、くまモンがやってきて波瑠に花束を渡し、会場を大いに盛り上げた。

出会いの魔法は、ここまで人生を変える! 働く女子への応援ムービーが到着

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新しい環境へ飛び込み、想定外の壁にぶち当たることって、きっと誰にでもあるはず。波瑠と西島秀俊が初共演した映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は、そんな悩める女子たちの背中を、ポンと押してくれる心温まる応援ムービー。原作は、熊本県に実在する遊園地「グリーンランド」 をモデルにした小森陽一の小説『オズの世界』。波瑠が演じるのは、順風満帆に生きてきた都会育ちの女の子・ 波平久瑠美役。恋人と同じ超一流ホテルチェーンに就職した久瑠美だったが、入社早々、地方の遊園地に配属され、恋人とも遠距離恋愛となってしまう。しかし、そこで出会った"魔法使い"と言われているやり手の上司・西島秀俊演じる小塚慶彦との交流や、個性的な従業員たちのサポートを経て、久瑠美は仕事へのやりがいを見出していく。

新人は同僚や先輩とのやりとりに共感したり、先輩になった人は新人だった頃の自分に向き合えたり、リスペクトする上司への思いを重ねたりと、いろんな立ち位置で奮闘中の働く女性たちに、とても響きそうな本作。スマイルマックスの西島秀俊と、久瑠美の恋人・トシ君役の中村倫也というWイケメンの好演も女子のハートを鷲づかみしそう。

原作者・小森陽一さん スペシャルコラム

原作『オズの世界』の著者である小森陽一さんから、HAPPY PLUS ONEだけに特別コラムが届きました!

 ある日、JKだった一人娘から放たれた一言。
「パパの作品って全部同じだよね」
これ、何気に突き刺さりました。命懸け、汗と涙、やたら男臭い世界……。う~ん、言われてみれば確かにそうかも。だから『オズの世界』を書いたという訳ではないんですが、常に心のどこかに娘の言葉があったような気がします。

 執筆は不安の連続でした。きっぱりと言い切りますが、オッサンに若い女子の思考なんて出来ません。ファッションもスイーツも独特の話し言葉も、まったく分かりません。まるで異世界の住人を描いているみたいでした。それでもなんとか完成させ、本を読んだ妻が一言。
「女子の気持ちが分かるパパって気持ちワルイ」

 パパはつらいよ……。

●小森陽一(こもり よういち)
小説家、漫画原作者、脚本家、映像監督と幅広く活躍。映像化した作品は「海猿」、「252 生存者あり」、「DOG×POLICE」、「放課後ミッドナイターズ」、「S 最後の警官」、そして「オズランド」など、どれもヒット作品となっている。「海猿」、「トッキュー!!」、「我が名は海師」海洋三部作での功績から、2008年第1回海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)を受賞。
小森陽一オフィシャルサイト http://www.y-komori.net/

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<上映情報>『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』

【出演】波瑠 西島秀俊
岡山天音 深水元基 戸田昌宏 朝倉えりか 久保酎吉 コング桑田
中村倫也 濱田マリ / 橋本愛 / 柄本明

原作:小森陽一 『オズの世界』(集英社文庫刊)
監督:波多野貴文 脚本:吉田恵里香
配給:HIGH BROW CINEMA/ファントム・フィルム

★10月26日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー★

©小森陽一/集英社 ©2018 映画「オズランド」製作委員会

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